近年増加傾向にある家族葬では、僧侶(お坊さん)を呼ばずに葬儀を行うことはできるのでしょうか?
答えは、イエスです。
家族葬ができる葬儀社であれば、ほとんどが無宗教の葬儀にも対応しています。
葬儀社も宗教的な部分は柔軟に対応してくれるようになっています。
もちろん、僧侶(お坊さん)を呼ばない場合、出費も少なくなります。
謝礼(お布施)は一人あたり30万円前後が相場と言われていますが、この出費に関しても考える必要はなくなりますね。
今回は僧侶(お坊さん)を呼ばない葬儀の場合に注意しなければならないポイントをまとめてみました。
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親族の理解と了承をきちんと得る
まず、僧侶(お坊さん)も呼ばず読経もないお葬式に対して、反対される方の気持ちを考えましょう。
特に年配の方などは、無宗教での葬儀となった場合に違和感を示されることもあるはずです。
「故人がこんな形を望んでいないのでは?」
「質素すぎて故人がかわいそうだ」
「こんなお葬式では成仏しないのではないか?」
こういった意見が出てくることを事前に考えておきましょう。
親族の方とトラブルにならないためにも、僧侶(お坊さん)を呼ばないのであれば「どうしてそうするのか?」と言ったことを説明し、理解を得ておく必要があります。
菩提寺がある場合は理由の説明をする
次に、菩提寺がある方は要注意です。
菩提寺のお坊さんへの連絡をしないまま、呼ぶこともせずに葬儀を進めてしまうと、後々トラブルの元になります。
具体的には「お墓に入れない」「戒名を付け直す必要がある」などです。
そのため、菩提寺のある方で、どうしても僧侶(お坊さん)を呼ぶことができないという判断をする場合は、その理由をしっかりとお寺に伝え、今後のトラブルの原因にならないように配慮しましょう。
お葬式の内容は葬儀社ともしっかり話し合う
お葬式を執り行う葬儀社ともしっかり打ち合わせをしてください。
葬儀社のサービスの中には「定額の謝礼でお坊さんを呼んでくれる」というものがあります。
しかし、きっちりと打ち合わせをしておかないと、勝手に僧侶(お坊さん)を呼ばれたり、思っていたよりも人数が多かったりということが起こり、大変なことになりかねません。
全国的に定額プランの葬儀料金を提供している「小さなお葬式」や「イオンのお葬式」などでは、費用を安く抑えることをセールスポイントにしていますのでそのような事は少ないと思われますが、一般的な葬儀社に依頼する場合には注意が必要です。
お葬式を執り行う時には決して葬儀社に丸投げしないよう十分注意しましょう。
故人のためにも、無駄な出費がかからないようにしていただきたいものです。
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