葬儀業界の常識を打ち破った「全国一律の割安な定額プラン」というサービスを提供している「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」という2つの会社があります。
今回はよく名前を聞く2つのお葬式サービスについて、料金面やサービス面などを様々な面から徹底的に比較し、どちらが優れたサービスかということに迫ってみました。
どの葬儀社にしようか検討されている方は是非参考にしてみてください。
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Contents
「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」について
まず「小さなお葬式」(運営会社:ユニクエスト・オンライン)は2017年の葬儀業界で受注件数ナンバーワン、総受注件数は15万件を超えています。
一方「イオンのお葬式」(運営会社:イオンライフ株式会社)はイオングループが運営するお葬式やお墓などの事業です。
葬儀業界の料金をわかりやすく変えた2つの会社
サービスの形としては、2社とも葬儀社ではありません。
定額プランの料金を決めておいて、全国で提携している葬儀社がそのプランの内容に沿って葬儀を行うという葬儀社の仲介サービスなのです。
もともと不明朗でわかりにくい料金形態であった葬儀業界においては、このサービスの需要はかなりあると思われます。
2つの会社のサービスには類似点が多いです。
全国一律のわかりやすい料金体系
定額プランだけでお葬式に必要なものがカバーできる
(追加料金は基本的にいらない)
規模に応じた葬儀プランがある
どこの葬儀社でも同じレベルのサービスが期待できる
全国の葬儀社や斎場と提携している
お寺の手配も定額料金で行う
このように、非常に似通ったサービスとなっています。
また、無駄を省いた合理的な内容になっているのも特徴ですね。
そして、どちらも顧客満足度が93%以上となっており、一般消費者から非常に高い評価と支持を得ている会社であることがわかります。
では、次に料金を中心に「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」を比較してみましょう。
「小さなお葬式」と「イオンのお葬式」料金比較
葬儀プランの料金表
小さなお葬式 | イオンのお葬式 | |
小さなお別れ葬 | 140,000円 | – |
火葬式(直葬) | 193,000円 | 198,000円 |
一日葬 | 343,000円 | 348,000円 |
自宅家族葬 | – | 398,000円 |
家族葬 | 493,000円 | 498,000円 |
身内葬 | – | 598,000円 |
一般葬 | 638,000円 | 698,000円 |
どちらも、このセットプラン以上の追加料金は基本不要で対応してもらうことができます。
全体的に5,000円ずつですが「小さなお葬式」の方が料金が安くなっています。
さらに、事前にパンフレットの資料請求を行っておけば両社ともこの金額から5,000円安くなります。
「小さなお葬式」は格安葬儀とも言える実質14万円の小さなお別れ葬というプランも用意しており、格安ということに重きを置いています。
一方「イオンのお葬式」では自宅家族葬や身内葬といった多様なプランがあります。
一部地域においては「火葬料金」がかかることに注意
基本的には上記プラン料金で全て対応可能なのですが、追加料金がかかる場合があります。
特に、火葬料金については要注意です。
下記の表をご覧ください。
火葬料金の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
公営(市民料金など適用あり) | 追加費用なし | 15,000円以上は 実費負担 |
公営(市民料金など適用なし) | 市外料金と 市民料金の差額 |
|
民営 | 一律60,000円 |
両社ともに追加料金がかかる可能性があることがおわかりいただけるかと思います。
公営の火葬場の場合で市民料金・町民料金などを使えばほとんどが無料となります。
一方で、東京23区など民営の火葬場しかないような地域の場合でしたら、料金の負担があります。
特に「小さなお葬式」の場合は6万円かかりますのでご注意ください。
参考までに、東京23区内での民営火葬場の料金は5万円台のところが多いようですので「イオンのお葬式」でも3~4万円ほどかかることが多いでしょう。
特に、下記の地域の方々の場合は「小さなお葬式」のホームページにも注意が書かれています。
こういった地域の場合はどちらの会社を使っても追加で火葬料金がかかりますので気をつけていただきたいと思います。
■公営火葬場の無い地域や、公的サービスとして市民料金の設定が無い地域にお住まいの場合
市や町内に公営火葬場がない地域(首都圏や沖縄県の一部地域等)や、市民料金の設定がない自治体に住民票がある方は、追加費用がかかります。詳しくはお問合わせ下さい。
一例として、
【東京都】東京23区、狛江市、調布市、三鷹市、武蔵野市、小金井市、国分寺市、小平市、東大和市、東村山市、西東京市、東久留米市、清瀬市
【埼玉県】八潮市、草加市、蕨市、戸田市、和光市、朝霞市、新座市、志木市
【神奈川県】横浜市の一部、鎌倉市、逗子市、葉山町
上記のエリアで火葬を行う場合、追加で60,000円(税込)がかかります。
※都民で瑞江葬儀所を利用する場合も同様です
■住民票がある市区町村と異なるエリアでの火葬を希望される場合
公的サービスとしての市民料金での火葬を行えないため、追加費用がかかります。
最大66,000円割引の早割は「小さなお葬式」のみ

どちらも葬儀業界においては相場よりもかなり安い金額での葬儀を執り行うことができますが「小さなお葬式」の場合はさらに激安にする方法があります。
それが「早割」です。
最大66,000円の葬儀代金割引サービスです。
お葬式で早割なんて不謹慎な!と思われるかもしれませんが「対象の方が長生きすればするほど葬儀代金が安くなるサービス」ということで、登録件数も増えています。
登録するにあたっては500円の登録料がかかっていたのですが、現在はなんと完全無料化となりました。
また、違約金もかかりません。
登録だけしておいて他の葬儀社に依頼しても何のデメリットもありません。
(早割登録の際に利用する登録カードの現物)
このサービスを使えば前述の火葬料金がかかる地域でもかなりお得になるでしょう。
2018年現在では「イオンのお葬式」は早割を提供していません。
寺院関連の料金比較表(お布施・謝礼)
お葬式関連で気になる料金といえば、僧侶(お坊さん)に対する謝礼ですよね。
「小さなお葬式」も「イオンのお葬式」も、全国的に僧侶の派遣に対応しており、お布施・謝礼の金額も明瞭化するために一律にしています。
(もちろん、多く渡していただくことは可能です)
お葬式でのお勤めにおける謝礼の他、戒名、法要、永代供養などの料金も比較してみましょう。
※どちらも基本プラン料金だけで済ませたい場合には、お坊さんを呼ばずにお葬式をすることも可能になっています。
僧侶の手配は「イオンのお葬式」が1万円割安
僧侶へのお布施の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
火葬式(直葬) | 55,000円 | 45,000円 |
一日葬 | 85,000円 | 75,000円 |
自宅家族葬 | – | 150,000円 |
家族葬 | 160,000円 | 150,000円 |
身内葬 | – | 150,000円 |
一般葬 | 160,000円 | 150,000円 |
このように、どちらも葬儀プランに応じて謝礼の金額が決まっています。
大きな違いとしては2日かかる家族葬や一般葬などになると10万円を超えることになるという点ですね。
どのプランにおいても「イオンのお葬式」の方が1万円割安になっています。
戒名はグレードによるが「小さなお葬式」が安い
戒名のお布施の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
信士・信女 | 無料 | 無料 |
居士・大姉 | 4万円 | 15万円 |
院信士・院信女 | 4万円 | 15万円 |
院居士・院大姉 | 18万円 | 30万円 天台宗の場合50万円 |
(※どちらも葬儀で僧侶を手配した場合の料金)
実は、この葬儀サービスでお坊さんを手配した場合、普通戒名と言われる「信士・信女」はどちらも無料で付けることができるようになっています。
また、少し位の高い戒名を希望する場合は圧倒的に「小さなお葬式」の方が安いと言えるでしょう。
法要料金はわずかに「イオンのお葬式」が割安
葬儀後法要の お布施の違い |
小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
四十九日 | 42,000円 | 45,000円 |
年忌法要 | ||
盆法要 | 20,000円 |
(※どちらも葬儀で僧侶を手配した場合の料金)
法要料金では、内容にもよりますが「小さなお葬式」が少しお得と言えます。
しかし、お盆の法要は「イオンのお葬式」が安くなっています。
「イオンのお葬式」についてはホームページやパンフレットに料金記載がなく、今回のデータは問い合わせた上で確認したものとなります。
そのため、予告なく変更されることもありえると思いますので注意しておいてください。
永代供養料金は「イオンのお葬式」が優位
永代供養の比較 | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
施設数 | 124施設 | 34施設 |
料金 | 30,000円~ 55,000円 |
50,000円~ 51,600円 |
永代供養の料金は全体的に「イオンのお葬式」が安くなりますが、ほとんど違いはありません。
「小さなお葬式」は基本的に「定額55,000円でできる!」ということを謳っていますが、施設によってはそれよりも安い金額で納骨できる場合もあります。
(資料請求した際に同封されているパンフレットで施設の住所一覧と料金の確認が可能)
「イオンのお葬式」も施設によって料金が代わりますが、対応している施設数は全国で34とあまり多くはありません。
また、どこに提携施設があるのかホームページやパンフレットにも記載がないため、電話などで問い合わせをする手間があります。
火葬式(直葬)で比較(10名前後まで)
では、続いて葬儀の内容について比較していきましょう。
まずは直葬とも言われる火葬式です。
火葬式は一日で終えるお葬式で、本当に身内の方だけで済ませる内容になります。
火葬式の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
定額プラン料金 | 193,000円 | 198,000円 |
参列人数 | 10名程度 | 5名程度 |
遺影写真 | なし | あり |
火葬料金 | 民営の場合別途 | 15,000円以上は追加 |
寺院への謝礼 | 55,000円 | 45,000円 |
最大割引額 | 30,500円 | 5,000円 |
違いとしては、参加できる人数が「小さなお葬式」の場合は10名程度としている事に対して「イオンのお葬式」の場合は5名程度となっている点です。
また「イオンのお葬式」の場合は遺影が準備されています。
「小さなお葬式」の場合は最初から5,000円安い値段設定であるため遺影は写真スタジオなどに頼んで用意することもできるでしょう。
遺影の作成を依頼する場合は別料金となります。
早割での割引額
「小さなお葬式」では早割を利用して僧侶も手配した場合、申し込みをした時期にもよりますが最大で30,500円の割引が受けられます(僧侶を手配しない場合は25,000円となります)。
一日葬で比較(15名前後)
次に一日葬での比較です。
一日葬とは、葬儀の儀式は行うのですが通夜式を行わず告別式と出棺、火葬までを一日で終える式のことです。
短縮して行われる式のため、想定人数もあまり多くはなく家族葬程度と考えるのがよいでしょう。
一日葬の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
定額プラン料金 | 343,000円 | 348,000円 |
祭壇 | 生花祭壇 | 生花祭壇 白木祭壇 |
葬儀場料金 | 50,000円まで無料 | 25,000円まで無料 |
火葬料金 | 民営の場合別途 | 15,000円以上は追加 |
会葬礼状 | 30枚 | 50枚 |
寺院への謝礼 | 85,000円 | 75,000円 |
最大割引額 | 48,500円 | 5,000円 |
葬儀場料金に実質的な違いはなし
葬儀場利用の料金が「イオンのお葬式」では25,000円までとなっていますが、提携先の多くはこの金額の中に収まる値段設定となっているようです。
逆に「小さなお葬式」では50,000円の設定となっているため、この金額オーバーすることはほとんどないと言っていいでしょう。
早割での割引額
「小さなお葬式」では早割を利用して僧侶も手配した場合、申し込みをした時期にもよりますが最大で48,500円の割引が受けられます(僧侶を手配しない場合は40,000円)。
家族葬で比較(15名~80名)
家族の方を中心とした家族葬です。
「小さなお葬式」では家族葬は一つのプランですが「イオンのお葬式」では「自宅家族葬」、「家族葬」、「身内葬」と3つの区分にそれぞれ分けられています。
家族葬の違い | 小さなお葬式 | 自宅家族葬 | 家族葬 | 身内葬 |
定額プラン料金 | 493,000円 | 398,000円 | 498,000円 | 598,000円 |
参列人数 | 30名 | 15名 | 30~50名 | 80名 |
祭壇 | 生花祭壇 | 生花祭壇・白木祭壇 | ||
葬儀場料金 | 10万円まで無料 | 無料 | 5万円まで無料 | |
マイクロバス | なし | なし | あり | |
火葬料金 | 民営の場合別途 | 15,000円以上は追加 | ||
会葬礼状 | 30枚 | 50枚 | 80枚 | |
寺院への謝礼 | 160,000円 | 150,000円 | ||
最大割引額 | 66,000円 | 5,000円 |
30名程度までのコンパクトな式なら「小さなお葬式」が優位
「小さなお葬式」の家族葬は、想定人数が30名程度とされており、一般的な家族葬を、と考えている方にはかなり優位でしょう。
金額面でも、早割を併用すれば最大金額66,000円(寺院を手配しない場合は50,000円
)となりますので、違いはかなり大きいと言えます。
身内葬は親族用のマイクロバスも
一方「イオンのお葬式」は多様な葬儀に対応する傾向があります。
自宅家族葬は自宅で葬儀を行う代わりに定額プランが約10万円安くなります。
「小さなお葬式」の場合は自宅で葬儀を執り行っても特に料金が安くなることはありませんので、自宅での葬儀を希望される方にはオススメかもしれません。
また「イオンのお葬式」で提供されている身内葬というプランは一般葬~大規模葬に近いものと言えるでしょう。
「イオンのお葬式」の場合はプランに応じて祭壇も大きくなりますし、お花の祭壇だけではなく白木祭壇を選択することも可能です。
さらに、葬儀場から出棺した際の火葬場までのマイクロバスも無料です。
参列人数が多くなりそうなら身内葬は魅力的です。
「小さなお葬式」の家族葬でマイクロバスを用意すると追加料金(5万~6万円程度)がかかりますのでご注意ください。
葬儀場料金に実質的な違いはなし
葬儀場料金については一日葬と同じく「イオンのお葬式」では家族葬と身内葬の場合は50,000円まで無料となっています。
実際にはこの金額を超えることはあまりありません。
「小さなお葬式」の場合は100,000円までと設定されていますので、ほとんどオーバーすることはありません。
一般葬で比較(80名~120名)
最後に、一般葬での比較をしてみましょう。
どちらも100名規模の葬儀を想定しており、ここまで来ると大規模葬と言っていいでしょう。
この場合は家族葬と違ってどちらも火葬場までのマイクロバスは無料です。
一般葬の違い | 小さなお葬式 | イオンのお葬式 |
定額プラン料金 | 643,000円 | 698,000円 |
参列人数 | 100名 | 120名 |
祭壇 | 生花祭壇 | 生花祭壇 白木祭壇 |
供花 | 2本無料 | なし |
葬儀場料金 | 10万円まで無料 | 5万円まで無料 |
火葬料金 | 民営の場合別途 | 15,000円以上は追加 |
会葬礼状 | 200枚 | 120枚 |
寺院への謝礼 | 160,000円 | 150,000円 |
最大割引額 | 66,000円 | 5,000円 |
料金は「イオンのお葬式」が割高
基本料金が「イオンのお葬式」の方が55,000円高くなっています。
これは最大の人数を120名までと想定しているからで、配置されるスタッフの方の人数や管理の大変さも関わってくると思われます。
一方で「小さなお葬式」は最大で100名と想定されていますので、祭壇や備品などを追加料金でグレードアップしたほうが良いということもありえます。
実際には葬儀社との相談の上決めることですが、参考までに両方の祭壇の写真を掲載しておきます。
どちらも一般葬の例として使われている画像です。
イオンのお葬式 一般葬の祭壇
小さなお葬式 一般葬の祭壇
この写真にもありますが「小さなお葬式」では祭壇の横に2本供花があり、これはプランの料金に含まれています。
「イオンのお葬式」は祭壇も2.2mと大きく、お花の量も多いですね。
どちらも資料請求をすればパンフレットにプランごとのお花の量などが掲載されていますので、実際に資料で確認するとわかりやすいと思います。
早割での割引額
「小さなお葬式」では早割を利用して僧侶も手配した場合、申し込みをした時期にもよりますが最大で66,000円の割引が受けられます(僧侶を手配しない場合は50,000円)。
料金の面で言えば圧倒的に「小さなお葬式」に軍配が上がりそうです。
実績や評判、サービスの安心感を比較
最後に、両社独自のサービスや実績、評判、注目できるポイントなどを見ていきましょう。
「小さなお葬式」は業界1位!「イオンのお葬式」も満足度が高い
どちらも高い支持と需要を誇っている会社だけあって、満足度は非常に高いです。
「小さなお葬式」で93.2%、「イオンのお葬式」で93%と、どちらも高い満足度を維持しています。
提携葬儀社との連携をしっかりと行っている結果でしょう。
「小さなお葬式」に関しては葬儀業界でのお葬式受注件数が2017年度で1位になっているほどです。

それだけ、このような定額プランでの葬儀の形態の需要が高いということではないでしょうか。
会葬礼状、祭壇などへのこだわり
「イオンのお葬式」ではオリジナル会葬礼状というサービスがあります。
これは故人に対しての遺族の思いや参列された方への感謝の気持ちを伝えるためのものとして人気があるようです。

お葬式が決まったら、遺族へのインタビューを通じて会葬礼状を作ります。
故人の生前のエピソードなどを交えることによって、お別れの場がより印象深いものになるでしょう。
また、祭壇に関しても「イオンのお葬式」はこだわりが深く、式の規模に応じて徐々に大きくなります。
一般葬では2.2mとなります。
「小さなお葬式」の場合は一日葬、家族葬、一般葬ともに2mとなります。
そのため一日葬では大きく立派に感じると思われますが、一般葬では少し物足りないと思われるかもしれません(代わりに供花などが無料でついています)。
「イオンのお葬式」独自の140項目の品質管理
どちらの会社のサービスもあくまで葬儀社ではなく「提携している葬儀社に葬儀を依頼する」という間接的なものです。
そのため、依頼する葬儀社へのサービス徹底には目をみはるものがあります。

「イオンのお葬式」の場合は独自に定めた「葬儀サービス品質基準」というものがあり、140の項目から成り立っています。
提携している全国の葬儀社のスタッフを実際に対して、サービス向上を図るための様々な研修まで行っているとのことです。
イオングループとしての誇りを提携業者にまで浸透させようという考えでしょう。
追加料金がかからないことにこだわる「小さなお葬式」
一方「小さなお葬式」の場合はサービス内容の他に「追加料金を無理に取らない」という事を徹底しているようです。
やはり葬儀社も利益を求めるあまり、消費者に営業をかける動機が出てきてしまうものですが、それがトラブルになりかねません。
葬儀社の対応について以前電話で問い合わせをしたところ、オペレーターからは以下のような回答を得ました。

葬儀社によっては利益を増やそうと考えることもありえないとは言えませんが、もともと業務提携をする時に「追加料金が発生しない形で葬儀を行うように」という約束があるようです。
さらにホームページにも「返金保証をする」とまで説明が載っています。

どんな葬儀社に当たるのかわからない利用者側からすれば、これはかなり安心できることですよね。
イオンのお葬式ではオプション料金に注意
また、改善傾向にあると思いたいのですが「イオンのお葬式」では定額プランの葬儀でありながら以前は4割もの葬儀で何らかの追加料金が発生していたそうです。
「イオンのお葬式」に措置命令=「不要の追加料金」請求4割-消費者庁
僧侶(お坊さん)の手配だけならまだしも、他のことであまり料金が追加されるのは避けたいですね。
結論 どちらも長所・短所があるためしっかり計画して選択を!
徹底的に両社のサービスや料金を比較してみました。
結論としては、どちらもしのぎを削りあっているだけあって、甲乙つけがたい内容であると言えそうです。
大事なこととしては、それぞれの特徴・特色を踏まえて、慎重に検討することではないでしょうか。
費用面でのキーワードは「早割」と「火葬料金」
費用面で一番気にしておくべきなのはやはり火葬料金と「小さなお葬式」の早割でしょう。
火葬料金は最初の方に記載した「民営の火葬場がない地域」の方は要注意です。
どちらの会社を使う場合も定額プランよりも実際の金額は増えることを考えておきましょう。
また、早割のサービスは「登録してから対象者が長生きすればするほどお得になる」という形式です。
うまく活用すれば「小さなお葬式」が圧倒的にお得に利用できることになりますので、葬儀の事を少しでも考えているなら一刻も早く登録しておくべきでしょう。
資料請求での割引はデメリットなし!絶対使うべき!
いろいろと比較をしてみましたが、どちらのサービスも調べれば調べるほど納得できる充実の内容であることがわかります。
やはり葬儀をするにあたっては慎重になりますし、不安も尽きませんよね。
そのため、やはり一番のオススメは実際に資料請求をしてみるということです。
その会社のサービスの全容がわかる上、葬儀についての考え方、気配り、そういったものが直接伝わってきます。
(また、両社とも5,000円の資料請求割引、小さなお葬式は早割が申し込みができるため、非常にオススメです!)
特に資料請求をしたからと言ってどの会社も営業をしてくることはありませんし、些細なことでも問い合わせに応じてくれます。
是非みなさん、資料請求をしてみてください!
事前に検討し、よく知っておくことが大事
大切な人が亡くなるタイミングを知ることなど私達には絶対にできません。
そのため、急に亡くなってしまうことで必要以上に焦ってしまったり、慎重になりすぎてしまったり、選択を誤ることがあります。
どなたにも一つ共通して言えることがあるとすれば、もしもの時のために事前に調べて検討しておく、イメージしておくことによってより良いお葬式を執り行うことができやすいということです。
いつかは必ず訪れる別れの時のため、後悔を残さないようにしたいものですね。
棺桶や祭壇も決められたものを利用することとなっており、万が一そのような強引な押し売りが有った場合はすぐに電話で小さなお葬式の窓口へご連絡ください。
そのような行為をしないように即座に指導させていただきます。
葬儀の途中や葬儀を実際に執り行う直前でも全く問題ありませんので、すぐにご連絡をお願いします!