急な葬儀の際には、焦ってしまうことも多々あると思います。
そのため「必要なものがちゃんと用意できているのだろうか?」と不安になることもあるでしょう。
今回は基本的に必要になるもののチェックリストと、実際のお葬式の流れの中で、どういったタイミングで必要になるのかということをまとめました。
また、今回挙げたものの大半は葬儀社によって用意されるものばかりです。
葬儀社に葬儀のプランを確認する時に「これも含まれていますか?自分で用意すべきですか?」という事をしっかりと聞いておけば間違いないでしょう。
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Contents
どういったものが必要?用意しなければならないもの一覧

具体的には、以下のようなものを考えておけば基本的には大丈夫です。
列挙するだけではわかりづらいかもしれませんが、実際の流れに応じて説明をしていきます。
故人の身繕い(湯灌、清拭、死化粧、死装束など)
搬送のための寝台車(病院→自宅、または霊安室など)
枕飾り
どのような葬儀を行うのかという具体的なイメージ
会葬礼状(必要な場合のみ)
僧侶の手配
僧侶を送迎するための車(必要な場合のみ)
祭壇の飾り、供花
遺影写真
会葬御礼品
参列者への食事
僧侶への謝礼(お布施)
葬儀会場から火葬場へのバス・車など
寝台車または霊柩車(葬儀会場→火葬場)
骨壷
火葬場担当者への心付け
実際の葬儀(家族葬)の流れ
続いて、さきほど挙げた「必要なもの一覧」が実際の葬儀の流れでどのように必要になるのかを追ってみました。
今回は家族葬であることを前提に、一般的なお葬式の形を例としています。
ご臨終~死亡診断書の提出
ご臨終の際には、医師から「死亡診断書」をもらうことになります。
多くは病院で亡くなる方が多いと思いますので、すぐに医師に対応してもらえることでしょう。
次に、死亡診断書を市区町村役場へ提出することで死亡届を提出することができ、その際に火葬許可証を受け取ることができます。
用意する方法:市区町村役場で受け取る
また、死亡届の提出期限は7日以内となっていますが、できるだけ早めに届け出をする方が良いでしょう。
死亡届を提出しなければ火葬許可証がもらえず、火葬できないままになります。
故人の身繕い~搬送~安置
亡くなった故人のご遺体を身繕いします。
亡くなった病院でそのまま行う時間があれば病院で、または搬送後の自宅や安置室、葬儀場などで行うこともあります。
こういったものは葬儀社が対応してくれます。
用意する方法:葬儀社が対応
また、病院の霊安室では長時間ご遺体を安置しておくわけにはいきません。
決して焦る必要はないのですが、長くて三時間ほどとされています。
そのため、搬送するための寝台車が必要になります。
葬儀を依頼する葬儀社が寝台車で搬送を行ってくれます。
つまり、この時点で葬儀社を決めておく必要があります。
亡くなってからかなり早い段階であることを頭に入れておきましょう。
用意する方法:葬儀社が対応
そのまま遺体を運び終えると、遺体の安置を行います。
仏式の場合は安置をした時には枕元には祭壇を作ります(枕飾り)。
用意する方法:葬儀社が対応
この枕飾りは定額プランの中で用意してもらえるケースとそうでない場合もあります。
葬儀社と葬儀の内容を決める
遺体の安置まで済んだ頃には、葬儀社の担当者と「どのような葬儀にするのか」ということが話し合われることになるでしょう。
喪主を誰にするのかと言った所から、想定する参列者の規模、家族葬にするのか一般葬にするのかといったプランなど、細かいところを決めていきます。
ただし、慌ただしい中で全て決めなければならないのは大変です。
そのため、事前に葬儀社を決めておいたり、葬儀プランについて下調べをしておくことが充実した葬儀を行う上で非常に重要となります。
また、葬儀の形式が決まらなければ関係者にも連絡を入れるのは難しいことになります。
早急に葬儀プランの決断を迫られる点からも事前に葬儀をイメージしておくことが大切です。
用意する方法:事前に決めておく、調べておく
参列者への連絡、寺院への連絡
葬儀内容を決めることができたら、次は関係者への連絡や僧侶(お坊さん)の手配です。
用意する方法:葬儀社が対応
用意する方法:自分で対応、または葬儀社が対応
用意する方法:自分で対応
会葬礼状を送ることになるような場合も、葬儀社が定額プランで用意する場合と追加料金がかかる場合とがあります。
納棺~通夜
納棺をしてご遺体を葬儀場へ搬送します。
その後、お通夜を執り行います。
お通夜の際には食事を出すことにするのかどうか、会葬御礼品をどうするかなどは、葬儀プランによって変わります。
また、僧侶への謝礼なども葬儀社を通じて金額が決まっている場合があります。
個別につながりのある菩提寺のお坊さんだった場合などは直接対応することになり、金額は決まっていませんが相場は30~100万円ほどと言われています。
家族葬の場合は会葬御礼品や参列者への食事は用意しないこともあります。
用意する方法:葬儀社が対応(場合によっては自分で対応)
用意する方法:自分で対応(葬儀社が対応する場合もあり)
告別式~出棺~火葬
告別式を終えたら、火葬場と葬儀場が別の時には寝台車または霊柩車で遺体を運びます。
その際、親族は車やマイクロバスなどで移動する必要があるかもしれません。
人数や場所に応じて用意しておきましょう。
用意する方法:葬儀社が対応
用意する方法:葬儀社が対応
火葬が終わった後には骨壷必要になります。
これも葬儀社が用意してくれるでしょう。
用意する方法:葬儀社が対応
また、慣例にはなりますが、火葬の担当者の方に心付けを渡すことがあります。
3000円~5000円程度が一般的とされていますが、特に決まりはありません。
用意する方法:自分で対応
また、マイクロバスなどを使う場合は運転手さんへ心付けを渡すケースもあります。
実際は定額プランでカバーできることが多い
いかがでしたでしょうか?
ご臨終から火葬まで、葬儀の流れに沿って用意しておくべきもの、必要なものをまとめてみました。
実際のところ、ご自身で用意しなければならないものというのは非常に少なく、ほとんどが葬儀社に任せるということがおわかりいただけたかと思います。
事前に葬儀社のことについて調べておきましょう
一方で、葬儀社によっては「○○は追加料金です」「○○は定額プラン外です」と言われ、追加料金がかかってくることも多々あります。
そのため、できるだけ費用を少なく抑えたい場合は定額プランでまかなえるものなのかどうかを確認しておきましょう。
流れを追ってみてわかるように、ご家族が亡くなってから葬儀社に連絡を入れるまではさほど時間がありません。
そのため、事前にゆっくりと葬儀社の目星をつけておくことが肝要であると言えるでしょう。
定額プランのお葬式で高い実績と満足度を誇っている「小さなお葬式」や「イオンのお葬式」などの葬儀会社であれば、基本的には「何が含まれているのか」ということが非常にわかりやすくなっていますので、ひとつの基準として資料請求をしてみるのも良いと思います。
事前に何社かに問い合わせや資料請求してみて、葬儀の形式や会社によってどれくらいの料金の差があるのかなども知っておきたいですね。
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